【フリーに必須】コスパ◎!なスキルアップ方法って?

この記事を監修した人
  • フリーランス8年目/webディレクター兼デザイナー
  • 都内在住一人暮らし、アイドルが好き
  • デザイン、ディレクションは独学で習得
  • 直近では年商数億規模の大手企業ECサイト制作を担当
  • FP2級、コーチング資格所持

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こんにちは! LL DESIGN JOURNAL編集部のLinaです。

今回はファーストクラスの方に必要な経営スキル「ポイント3:スキルアップについてお伝えしていきます。

Lina

今までの記事はコチラから!

上記の記事でもお伝えしているとおり、今回は「商品=あなた自身」という前提を元にお話ししているので、商品を作るというより「自分の能力を高める」という方向性になります。 

ではそういったスキルアップには何が必要なのでしょうか? 

目次

デザイナーがスキルアップするべき能力とは?

作ることがゴールではない

上の記事の中で触れたように、デザインとはあくまでビジネス上のゴール達成のためのツールです。作ること自体がゴールではありません。ゴール達成の目標とされる「売上が上がった!」「フォロワーが増えた!」などの何らかの結果が求められます。

では、その結果に結びつくまでの過程とはどのようなものなんでしょうか?

ゴール達成に必要な2つのスキル

上の図をもう少し細かくみてみましょう。

まず、デザイナーの場合作業の流れは大まかにこのようになります。

ゴール達成にはどのような目標を叶えればいいのかを明確にして、的の外れたものを作らないように焦点を合わせます。次にそのゴールに向けてどのような達成方法が適切かを考え、次にその方法に基づきデザインを作成します。最後にそのデザインがきちんとゴール達成できたのかを振り返え、もし達成できない場合は改善点を分析します。

例えば、ゴール(目的)を自社のブランド認知を広げたい場合、下記のような流れになります。

STEP
目標

インスタのフォロワー数を◯%増やす(新規の人の閲覧を増やす)

STEP
戦略

自社の強み、競合他社の分析などをもとに差別化要素が際立つようにデザイン設計

STEP
戦術

設計を踏まえ、新規の人にも目につきやすい&分かりやすいようなデザインを制作

Lina

実際に私はこの方法でお客様のフォロワーを2倍にすることができました!

フリーのデザイナーにとって、主にこの適切な方法を考える力デザインの再現力がスキルアップが必要とされる能力です。

スキルアップの鍵は「量と質」

ただ実際磨く際には「マーケティングを学ぶのか?」「マーケの中でもweb全体、SNS、D2Cなのか」「デザインでもtoB、toCどちらなのか」など学ぶジャンルによってどうスキルを磨くのかは異なります。

なので今回は、どれを勉強をするにしろ、何にでも当てはまる一番基本の考え方をご紹介します。

今の自分に必要なのは量?質?

それは量×質という公式です。 

質がいいものを沢山作れるのが理想ですが、そのために今の自分に必要なのは量と質どちらなのかを考えることが大切です。 

フリーランスの場合「高単価を狙おう!」というのが通常の考えなので「質の高さ」を重視しがちですが、最初から質がいいものを作るのは難しく、まずは圧倒的に量をこなす」ことで質が追いついてきます

簡単なものを沢山やる

例えば、料理をするときだって、いきなり「フレンチ料理を完璧に作ろう!」というのは難しいですよね?最初は「初心者向けの基本の和食」というレシピから始めて、何となく料理の手順とか感覚を把握してから、より手の込んだレシピを作り始めます。

「質が高い」を最初から求めるのは、いきなりフレンチ料理を完璧に作ろうとしてるのと同じことです。 

そうではなく、最初は簡単な料理をたくさん作った方が「できない」「上手くいかない」「面倒」というネガティブなイメージもなくなります。そしてある程度の量を重ねると作業に慣れてきて、同じ手順や似た味付けのものはうまくできたり、「味が薄いのは水分が多かったのかな」などと上手くいかない理由が推測できるようになったりして、それが「質の高さ」に繋がってくるんです。

そしていつもより豪華な、違うものが食べたい!となったら、手の込んだ料理を作ってみればいいのです。

Lina

一番大切なのは継続すること!だから最初にネガティブなイメージを払拭することが大切なの。

量をこなすから質がついてくる

スキルアップの流れ

  1. 量をこなしてスキルを安定させる
  2. 自分の得意&苦手なポイントはどこなのかを見極める 
    • 専門性の高いフリーランスになりたい人
      →強みを作る:自分が得意なことは何なのか(デザイン?マーケティング?営業?) 
    • オールラウンダーなフリーランスになりたい人
      →弱みを克服する:自分が苦手なことは何なのか 
  3. そのポイントを重視して磨く

当たり前なんですがフリーランスになったからといって最初から「質が高い」を求めること、つまり「高単価を狙うこと」は難しいです。 (まぐれで取れることもありますが、質が低いことが分かると後々悪い評価がついてしまうのでお勧めしません) 

まずは簡単なもの=低単価のものを沢山こなして、自分のスキルを安定させること。そしてその後に高単価を狙って質を高めていく方が確実です。

新人デザイナー

結局、実力相応の価格でコツコツとスキルを磨くのがいいってことだね

Lina

その通り。王道が一番の正攻法だよ!

今回のまとめ

今回はファーストクラスの方に必要な経営スキル「ポイント3:スキルアップ」についてお伝えしてきました。

本記事のまとめはこちらです。

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CHECK IT
  • デザインはゴール達成のためのツール。作ることがゴールではない。
  • ゴール達成には主に「適切な方法を考える力」と「デザインの再現力」が必要
  • 「質×量」今の自分にはどちらが必要なのかを見極める
  • 最初は簡単なものを沢山こなす。量をこなせば必然と質はついてくる。

フリーランスになると、自分のロールモデルとなる人や指導をしてくれる人はいないので、自分でどうしたいのか、何が必要なのかを見極めて磨いていく必要があります。つまり、何らかの勉強やスキルアップは常に必須ということ。

今回お伝えした「量×質」の考えは何の勉強をするにも当てはまることなので、ぜひ今後のスキルアップの際には思い出して活用してみてくださいね。

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